こんにちは、HAREMライターのボビーです。突然ですが回想入ります。
あれは昨年の梅雨時…東京・大阪のスタッフが一堂に会する「HAREM全体会議」にて、ソファと合わせて取り扱いたいインテリアについて話し合っていた時、接客スタッフがつぶやきました。
「堀田カーペットさんの「COURT」を取り扱いたいな~」
その場でホームページを拝見し「いいじゃん」「素敵じゃん」と盛り上がり、あれよあれよという間に工場見学の手筈が整い、お伺いしたのが昨年の8月。その後、満を辞して先々月の3月より実際に店頭で「COURT」の取り扱いが開始!したわけです。
前置きが長くなりましたが、「せっかく行ったし、レポート書きたいよ」と私が言い出したので、取り扱い開始記念と勝手に題し!工場見学記をお送りします。カーペットの製作工程のため「COURT」のラグを作っている訳ではございませんが…悪しからず!
堀田カーペット株式会社は「ウィルトンカーペット」の専門メーカーとして1962年に創業。その頃開発された織り機は、今も元気に動いています。
このかっこいい背中の持ち主は、「織工」と呼ばれる職人さんです。
この織り機から生まれるカーペットは、ホテルやブランドのブティック、個人宅にも納品されているそうです。
こちらは遠近差がよく分からなくなるほどにでかい糸。「COURT」はもちろん、堀田カーペットさんでは全ての商品にウールが使われています。これらの糸は…
このように小分けにチーズ巻きにされ、クリール装置にセットされていきます。「チーズってこんな巻き方されるっけ?」「そもそもチーズって巻くっけ?」という疑問を持たれた方、私も同じです。こちらの写真からは分かりにくいですが、巻き量が大きくなるとホールサイズのチーズに見えることから、そう呼ばれてるんですね!
3色・300cm×60cmのカーペットを織るのに3500本のチーズ巻きされた糸が必要で、全て手作業でこのクリール装置にセットしていくそうです。もう凄すぎて色々とピンと来てませんが、すごい作業なのは分かります…。そして、圧倒されます…。
様々な色の糸が、クリール装置から織り機に入っていく様子。美しい。
堀田カーペットさんの工場見学は、や~、とにかく楽しかった!!大きな機械が大きな音を鳴らして一斉にガッチャンガッチャン動く様にスタッフ一同大興奮でした。また、商品やウールについて丁寧に説明していただき、こだわりも聞くことができて、とても有意義な時間となりました。HAREMスタッフ総勢8人でわらわらとお邪魔したにも関わらず、快く迎えてくださった堀田カーペットさんの堀田さま、社員さまたちには感謝感謝でございます。
HAREMで「COURT」の取り扱いを開始して2ヶ月ほど。ローソファに合わせてラグをお買い上げいただくことも、じわじわとですが増えてきています。これからもこの贅沢な床暮らしを広げていけるよう頑張ります~!
最後におまけ、「ウールに付いた汚れはとれやすい」がよく分かる3コマを。
あちゃ~
でも大丈夫!
おおお!
乾燥させればどこに汚れが付いたのかも分からなくなるそうです。ウールは遊び毛が出るので、汚れも同時にとれる!たいしたもんだ~ウールってのは~