自由度の高いソファだから、愛着をもって使える。
今回のお客様は、生まれてくるお子様のために普通のソファからローソファへ買い替えたT様ご家族です。
ローソファを探し始めた春から、出産予定日にソファが届いたのが夏、家族3人で過ごしてみて秋、ソファの交換用カバーを出産祝いでもらう冬。
ローソファをめぐるこの一年について、お話を伺います。
お客様インタビュー T様家(大阪府)
・納品から:0〜4ヶ月
・ソファ:フロフロ
T様家の奥様・あゆみさんは筆者の4歳下の従姉妹で、昔からよく知る間柄です。
今回は家族のソファ選び、購入、使ってみる、カバーを替えてみるまでの期間を、しかとドキュメンタリーさせてもらいます!
ソファが決まるまでの悩める日々
子供の安全を考えて、ローソファに。
第一子が生まれることを機に、一般的な高さのソファからローソファへの買い替えを検討し始めた2人。
「赤ちゃんが畳の小上がりから落ちるのが心配で。万が一落ちた時のためのクッションになるし、ローソファがいいな。そういえば美和ちゃん(筆者)がローソファのお店で働いてたなって。」と、あゆみさん。
「美和さん(筆者)の家に遊びに行った時につみきソファに座らせてもらって、いつか欲しいなと思ってたんですけど、40cmの小上がりの前に置くと背もたれがはみ出てしまうんです。」
「なので、小上がりの高さありきでソファを探しました。ピカソソファがちょうどよかったです。」と、夫のひろきさん。
4月、キャンプ帰りのラーメン屋で夫妻からローソファの相談を受けました。
私から補足する情報が無いぐらい、既にピカソソファのことを調べ尽くしていたひろきさん。これはショールームに行って座ってみて、気に入ったら即決かな?
そして5月、大阪ショールームにやってきた2人。
一通り試した後に感想を聞くと、揃って「フロフロがいい」「フロフロに決定」。ん?何があった?
聞けば、「見た目がソファっぽくない」という理由で当初は検討から外していたフロフロも、試しに一度寝転んでみたらその寝心地の良さに陥落したとのこと。フロフロあるあるです。すごいんです。
ソファ選びより悩ましい生地選び。
ということで、ソファはフロフロに決定!お次は生地選びです。
ショールームで大判の生地サンプルを広げて見てイメージを膨らませたり、生地サンプルを持って帰って家で確認したりして、生地の種類は「カプリス」が有力候補に。
さあ、この中から次はカラー選び!いっぱいありますね…。
T様家のキッチンは壁から天井まで赤。これはちょっと珍しい。
あゆみさんが母から譲り受けたダイニングチェアはグレイッシュなグリーン。
向かってリビング側の壁はグレーで、その前にフロフロ 座面マットM(160×100cm)を2台置く予定。リビングの床はフロフロで結構埋まると考える。
さて、フロフロは何色にしよう?
「フロフロは座面と背もたれの色を変えてもかわいいよ~」
という私の無責任発言によりさらに迷宮に陥る2人。ごめん!
家に帰って、さらに検討して、生地サンプルを2回取り寄せて、私もメールで相談を受けて、悩んで悩んで、6月中旬にようやく生地も決定。いよいよご注文!
HAREMのソファは受注生産のため、ソファの完成・お届けまでに1ヶ月半ほどお時間を頂きます。やばい、ソファが赤ちゃん生誕に間に合わないかもしれない。
ソファ到着!赤ちゃん誕生!
8月上旬。
新しいソファで新しい家族を迎える予定が、ソファのお届け日とあゆみさんの出産予定日が被りました。一緒に産声を上げるのかい!?
届く頃には病院に駆け込んでいるかもしれない夫婦のため私がT様家でスタンバイすることになりましたが、のんびり赤ちゃんのおかげで出産が後ろにずれて、みんなで一緒にソファをお出迎え。良かった!
▼ 写真の生地
座面マットM×2、背コーナー:
Fランク カプリス ヘンプ(アイボリー)
背ストレートM、ハイバック背クッション:
Nランク パステラ ブリック(赤)
悩みに悩み抜いて決めた生地は、
座面などの大きなパーツは壁紙と同系統のアイボリーでなじみよく。
比較的小さなパーツはアクセントになりつつ、キッチンとも調和がとれる赤に。ひろきさん曰く「理想的な赤だった」そうな!
ローソファによる暮らしの変化。
それからしばらくして、息子くん・りんちゃんも無事誕生!Hello World!
ソファもりんちゃんも月齢1ヶ月を迎えた頃に再訪しました。
生まれてからはきっと激動の1ヶ月で、ソファなんぞに気が回らなかったと思いますが…使い心地はいかがでしたか?
「前は小上がりの前に一般的な高さのソファを置いて、その前にテーブルを置いて、それでリビングがいっぱいになってた。その圧迫感がフロフロに変えたことで一気に解消されて、部屋を広く感じられるようになりました。フロフロの上も歩けるんで、動線も良くなって広く使えてます。」と、ひろきさん。
「前はソファに一人、ラグに一人でしかくつろげなかったけど、今はリビングの真ん中で一緒にくつろげるようになって嬉しい。子供を寝かせたり、おむつを替えたり、授乳したり、子供の世話がしやすいし大人も一緒に寝れるのがいい。私はもう何回か寝てる(笑)」と、あゆみさん。
「あと、この小上がりは収納のために40cmにしたんですが、下りる時に毎回ちょっと怖くて後悔してたんです。今はフロフロでワンクッション挟めるので、そういう点でも快適になりました。」
「広さの割に高さが無いおかげで、家に溶け込むのが早かった。1ヶ月使ってみて、この部屋に元々あった不安要素やデメリットが無くなったのを感じます。」
熱い眼差しで語ってくれたひろきさん。すごく悩んだ分、すごく気に入ってくれてるのを感じます。
座面マットM×2で可変性の高いソファに。
フロフロは座面マットをLサイズをどーんと置くのが一番人気ですが、
T様家では半分サイズの座面マットMサイズ×2台でご購入いただきました。
並べて置いて、Lサイズ1台のように使うもよし。
L字に並べて、カウチソファのように使うもよし。
来客時はテーブルを挟んで、分けて使うもよし。
「このレイアウトで、友達が遊びに来た時はソファに4人、ダイニングチェアに4人、計8人座れました。みんなが帰った後にこのままの配置で座ってみたんですけど、これはこれでソファ感がすごい出ますね。」
一応、ローソファなんで…(笑)。
「フロフロがソファってことを忘れそうになる(笑)。背もたれのあるマットレスにのんびりしてる感じ。」
「こういうソファらしい使い方も新鮮で、何かリッチな感じがしました。あと、Mサイズは動かしやすくて、掃除しやすい点でも良いですね!」
人気のLサイズ1台よりMサイズ2台の方が、フロフロのフレキシブルさを堪能できるようです。想像以上に使いこなしてくれていて嬉しい!
自由なアイテムの方が愛着を持てる。
「キャンプを始めた時に道具も凝って色々と買ったんですけど、使わなくなる物が出てくるんです。ずっと使い続けて愛着が湧く道具って、いろいろな使い方が出来て汎用性が高くて、軽量・コンパクトだったりするんですよね。そういう点でフロフロは似てるなって感じます。使い方がすごく自由だし、動かしやすいし。」と、ひろきさん。
「置いてそこで終わりじゃないのがいいよね。」と、あゆみさん。
もし最初から一番人気の座面マットLにしていたら、きっと座面マットM×2台のフレキシブルさには気づかなかったはず。
凝り性で、物へ愛着をもって接するひろきさん。そういう人だから叶えられる「物と人の相思相愛の関係」があると思います。
とはいえ、ごろごろするなら座面マットL×1がいいかも。
かわいい従姉妹への出産祝いとして、これからものびのびフロフロを使ってもらえるよう交換用カバーを贈ることに。
ソファのヌード(中材)のサイズはM×2台でもL1台でも同じだから、カバーがあればLサイズとして使えるよ!と言うと、Lサイズのカバーをご希望とのこと。
「Mサイズを2台並べてごろごろすると、隙間に体がズボッと入ってしまうので。思いっきり寝転がれるようにLサイズもあると嬉しいなと。」
MもLも使いこなして、フロフロ長者になってくれ!
フロフロのカバー、着せ替えレポート。
それでは、フロフロ座面マットLの交換用カバーが届いて交換する様子をレポートします。
交換用カバーが届いたのは12月。りんちゃんも大きくなりました!
取り外して、取り付けて。
カバーの4辺にはカバーをヌードに固定するためのマジックテープが付いています。
このマジックテープがカバーの表面や他の布製品(お洋服など)に触れることで、その生地を傷付けてしまう恐れがあります。カバーを取り外す時はマジックテープに保護布を貼りながら作業してください。
手洗いやクリーニングに出す際も、必ずマジックテープに保護布を貼った状態で行ってください。
カバーを外して、取り付けて、いきなり完成!
つい手伝ってしまって、経過の写真を撮るのを忘れてました。
フロフロはHAREMのソファの中でも一番カバーを取り付けやすく、コツはさほど必要ありません。
他のソファと同様、ソファのヌードの角とカバーの角を合わせて被せるときれいに仕上がります。
りんちゃん、この日は大泣きデーでした。たんと泣いて大きくなりなさい…。
今回も迷った生地選び。
▼ 写真の生地
座面マットL :
Fランク カプリス ダークグレー
背コーナー :
Fランク カプリス ヘンプ
背ストレートM、ハイバック背クッション:
Nランク パステラ ブリック
今回は同じ「カプリス」でグレー系と決めていたので、検討期間は2週間ほどでした。
「絞ってはいたものの、ライトグレーとダークグレーでまた悩みました。」と、ひろきさん。
「赤とグレーのバランスのことばかり考えてたけど、アイボリーが入るといいね!」と、あゆみさん。
確かに、ダークグレーと赤だけだとかっこよくなりすぎそうだけど、アイボリーがあることでやさしくなりますね。年末の親戚の集まりでも大好評でした。
広いフロフロの上でも一箇所にきゅっと集まってしまうところに、家族の幸せを感じます。
取材後記
彼女とソファをめぐる最初の思い出を辿ってみると、小学校の夏休みにあゆみの家にしばらく泊まって、コーナーソファと壁の隙間に挟まって過ごしたり、背もたれの上でバランスを取りながらテレビを見たり。私たち、ソファにまともに座ってたのかな…。
りんちゃんもフロフロの背もたれでつかまり立ちして、背もたれに馬乗りになって、背もたれを投げて遊ぶ日が来るのかな。
「背もたれは投げんといて」とは思うけど、成長していく姿を想像すると胸が熱くなります。
親戚のおばちゃん目線でも、フロフロ目線でも、これからも成長を一緒に見守らせておくれ。引き続きソファと家族を取材したいと思います。
(取材&文:水嶋 美和 / 2022年9月、12月)
ご家族とソファのプロフィール
(写真右)ひろきさん
趣味:料理、アウトドア
(写真右)あゆみさん
趣味:食べること、ゲーム
(抱っこ中)りんちゃん
0歳。見る見るうちに大きくなる。
・商品名:フロフロ
・サイズ:座面マットM×2 or 座面マットL
・生地:Fランク カプリス
・カラー:ヘンプ or ダークグレー