ソファにデニムを張ってみよう①
ソファに張っても大丈夫なデニム生地はあるのか?それをHAREMの取扱生地に仲間入りさせることはできるのか?商品開発の裏側をご紹介します。
まず、ややこしさ回避のために先にお伝えしておくと
こちらの生地は「(生地名)パステラ:(カラー名)デニム」ですが、カラー名が「デニム」なだけでデニム生地ではございません。
そもそも、こいつのせいで「デニムのソファはありますか?」という問い合わせが来ているのかもしれませんね。あるっちゃあるか…?
まあいいや!火が付いたからにはやるぞ!本物のデニムのソファを作るんや!
ソファに張れるデニム探しから
スタッフ・M氏がインテリアの展示会にて、デニムメーカー「ジャパンブルー」の「SHIN DENIM」がソファ生地の実績もあると知り、このプロジェクトが動き出します。
ジャパンブルーは岡山県倉敷市の会社。倉敷と言えばジーンズの聖地!
SHIN DENIMはジャパンブルーの新素材で、アパレルはもちろん、ソファ、壁紙、畳などにも使用されているタフなデニムです。これは期待が高まります。
早速、ソファに張ってみよう
いいじゃん!
では早速、色々実験だ!
ソファクリーナーを使ってみたり、水洗いしてみたり。
ということで第一弾は、アルバソファにせっかく着せたデニムカバーをひんむいて、ソファクリーナーを使用してみました。
まな板の上のデニム…
3分後、濡らした布巾で拭き取ります。
1時間ほど乾かします。予想はしていたけど、何ら変わり映えのない写真に仕上がりました。
写真カバーの下半分にクリーナーを使用しましたが、色落ちが無いのでビフォーアフターの写真になりませんでした。実験結果としては微妙ですが、色落ちは無いってことで良しとしましょうや…。
厚み10ozのしっかりめのデニムを使用していますが、クリーナーを使用した部分はゴワゴワ感が増しました。クリーナーの洗剤が残っているのか、デニムを洗った後によくなるあのゴワゴワ感なのか…
東京ショールームにある小さめのサンプルで水洗い実験をしてみたところ、むしろ柔らかくなったとのこと。ということは恐らくクリーナーの仕業ですね。
クリーナーの使用方法としては水拭きでいいとの事ですが、気になる方は使用後に水でしっかり流した方が良さそうです。
まだまだ試用期間!
この試作品をしばらくショールームに置いてみて、お客様の反応を見たり店頭限定で販売してみて、「いける!」となってから本格デビューの道を歩みます。デニムカバー採用への道のりは続く!