
狭いリビングも居心地よく!おすすめのローソファ5選
うーん…ソファ、置く?欲しいけど、置いたらリビングが狭くなる?とりあえずビーズクッションにしておこうか〜
ビーズクッションも良い!あれも良いよ!でも、長時間・長期間の使用にはあまり向きません。
姿勢が安定しにくく疲れやすいし、中のビーズも1年しっかり使えばかなりへたります。ビーズの入れ替え作業に失敗したら部屋が大惨事です。
そこでおすすめなのが、ローソファ。
背が低いから部屋に圧迫感を与えず、のびのびした気分でしっかりくつろげる。部屋も広く見える。大惨事、もちろん無い。いいじゃん!ローソファ。
では、具体的にはどんなローソファが良いのでしょう?これからご紹介します!
狭いリビングに置くソファ選び、基本ポイント。
まず、背の低いローソファがおすすめ。
このコラムは「ローソファ専門店HAREM」のスタッフにより書かれています。
そりゃローソファを勧めるだろうって感じですが、それにしてもローソファが部屋に与える開放感は大したものです。


ソファに限らず、家具を低いもので揃えると壁の余白が広くなり、天井を高く感じることができます。
窓からの光が壁に反射して部屋が明るくなり、気分も開放的になって、よりくつろぎやすい心持ちに。
逆に、背の高い家具がたくさんあると圧迫感とごちゃつき感があり、部屋に入る度にげんなりするし、気分的にもあまりくつろげません。
散らかっている方が落ち着く赤塚不二夫的な方は別ですが…そんな人はこのコラム読んでないか!
一般的なソファの座面高は35~45cmで、ローソファは36cm以下のものを指します。
そして、当店「ローソファ専門店HAREM」のラインナップは座面高4~34cm。ローソファの中でも特別低いものが揃っています。

ローソファしかありませんが、ローソファの種類は豊富です。
暮らしに合うものがきっと見つかるので、ぜひ覗いてみてくださいね。
外寸奥行きがコンパクトなソファにする。
私の人力Google調べによると、ソファの外寸の奥行きは平均80~95cm。
コンパクトなもので75~80cm、ゆったりしたもので100cm以上といった感じです。
それに対して、HAREMのソファは外寸の奥行きが90~100cmのものがほとんど。

両足を上げてあぐらをかいたり、寝転がったり、とにかくだらだらする前提で設計しているので座面の奥行きは広め。それに伴って、外寸奥行きも広めです。
とはいえ、狭い部屋に奥行きの広いソファはお呼びじゃありませんね。
大丈夫。あります。奥行きコンパクトなソファ!
後ほどじっくり紹介する「ロハスソファ」と「つみきソファ(コンパクト)」は、HAREM奥行きコンパクト界の2大巨頭。ともに外寸奥行きは75cmです。


※「つみきソファ(通常タイプ)」は奥行きが90cmあるので、間違って注文しないように要注意!
奥行きがコンパクトなソファは狭い部屋に置きやすいほか、ソファに深く腰掛けやすく、背もたれが背中に沿うので、だらっとした姿勢になりにくいメリットがあります。

省スペースを考える方以外に「家事や育児の合間にちょっと座って休憩したい」という方にも人気です。
一方で、高身長の方には物足りないかも。そんな時は…?(次の項目に続く)
足を伸ばしたいなら、オットマンで十分かも。
そう、「オットマン」!
それはソファの前に置く足置きのこと。

オットマンはソファと分かれているので、オットマン単体で動かせて、その時々の欲しいところに置けるのがいいところ。
部屋の狭さに悩むなら、やはり奥行きコンパクトなソファがおすすめです。
でも、それでは高身長の方が十分にくつろげない。足を伸ばしてくつろぎたいのに、窮屈。そんなジレンマの救世主になれるのがオットマンです。

ショールームでは、
「狭い部屋だけど、カウチソファかコーナーソファを置きたい!」
というお客様にオットマンをお試しいただき
「あ、これで十分。」
となるのもしばしば。
狭い部屋に無理に大きなソファを置くと、生活動線のジャマになったり、部屋が狭く見えたり、日常にストレスを与える可能性があります。
「足を伸ばしてくつろぎたい」が理由なら、コーナーソファじゃなくてソファ+オットマンで十分かも。
狭い部屋にはソファの肘掛けは無い方がいい。
何かと、いい。


一つ目の理由は「肘掛けが無い方が、開放感が出やすい」ということ。
もう一つの理由は「肘掛けが無い方が、動線がスムーズ」ということ。
ソファの両端に肘掛けがあるとソファのサイドから出にくい。前にテーブルを置くならなおさらです。

いやいや、肘掛けいるって!という方には動かせるアームクッションがおすすめ。
肘掛けがあった方が腕を置けて肩の負担が減るし、立ち上がりはしやすいんだな。一長一短なんだな。

背もたれを動かせるソファで、動線をスムーズに。
HAREMには背もたれを動かせるタイプのソファがいくつかございます。



こちらのグレーの部分が滑り止めになっていて、背もたれを置いて、もたれれば、その場でピタッと固定。もうずれません。
このタイプのソファは背もたれが全面に無い分、デザインに抜け感と開放感があり、お部屋を広く見せる効果があります。
また、背もたれの間を通れたり、正面だけでなく背面からもソファに座れるため、動線面でもスムーズです。

背もたれが動かせるソファの種類は、以下のコラム(↓)よりご覧ください。
コラム「背もたれが動かせる!フレキシブルなローソファ 3選」
【ローソファの上を動線にしようとお考え中の方へ】
ローソファの上で「立つ」「歩く」といった行為は「座る」に比べてソファへの負荷が大きく、ソファが劣化・破損する原因になります。
そのため、弊社としては非推奨とし、それによる劣化・破損は保証対象外とさせていただいております。
保証の内容について
※ここからは非公式な筆者のつぶやきです。
しかし、筆者は日々つみきソファの座面を踏んで部屋間を移動しています。不良社員です。
あくまで個人の体感となりますが、その状態で2年ほど使用した上で、よく踏む部分のへたりや不具合は特に感じておりません。
もし「それでもローソファの上を動線にする!」という方がいらっしゃったら、止めはしない!私がやってるから!ただし、せめて、
・ソファの中が空洞でない設計のソファ
・金具、木枠を使用していないウレタン製のソファ
の方が壊れにくく、安心して踏めます。いや非推奨。
このつぶやきは、いちユーザーの感想として何卒お納めください。
狭いリビングにおすすめのローソファ5選
やっとこ本題!
ここからはお客様に「リビング狭いんだけどどのソファがいい?」と聞かれた際に、我々が実際におすすめしているソファたちを紹介します。
01. サイズ展開が豊富な「つみきソファ」
「つみきソファ」は、当店の人気No.1の道を走り続けるソファです。

狭いリビングにどうしておすすめかというと、まずは豊富なサイズ展開。
横幅のサイズは90cm / 110cm / 140cm / 160cm / 180cm / 200mの6展開あり、1人掛け~3人掛けサイズを網羅できます。



オットマン(商品名:アームクッションL / つみきスツール しかく)や、動かせる肘掛け(商品名:アームクッションS/M)などオプションアイテムが多彩で、


ソファが2台あればコーナーソファにもできます。

狭いリビングには嬉しい、外寸奥行き75cmのコンパクトタイプの「つみきソファ コンパクト」もある!これが一番の推しどころ。

肘掛けが無くフラットでシンプルなデザインは、部屋になじみ、空間を広く見せてくれます。
座面高が20cmと低過ぎず、ソファらしい見た目を求める方にも人気。
ちなみに、座面高20cmより低くなると見た目の “ソファらしさ” が減っていきます。気になる方は基準にどうぞ!
つみきソファがおすすめな理由 まとめ
✔︎ 横幅のサイズ展開が90cm~2mと幅広い。
✔︎ 奥行きコンパクトタイプがある。
✔︎ コーナーソファに変えられる(いつか広い家に移ったら…!)
✔︎ 専用のオットマンがある。
✔︎ 肘掛けがないスッキリデザイン。
02. 低さこそ正義「ピカソソファ」
ソファは低ければ低いほど天井が高く見え、部屋を広く感じることができます。
こちらは当店の中でもかなり低めな座面高12cmの「ピカソソファ」!

スッキリとスタイリッシュなデザインが特長で、ホワイト系の生地にすればよくある白い壁紙にスッ…と忍者のように溶け込みます。

座面が低いから足を伸ばしてくつろぎやすく、

かかとが床に当たるのが気になる方には、オプションのオットマン(商品名:ジョイントマット)もございます。

一人掛け一台ずつの組み合わせ自由なシステムソファで、後から買い足せるのもいいところ。
引っ越して部屋が広くなった、家族が増えたなどの理由で、数年経ってから1~2台買い足す方もいらっしゃいます。
ちなみに、近しいデザインで当店に「スキップ1ミニソファ」もございますが、後々に引越しの予定があったり、ソファのレイアウトを変える可能性がある方にはピカソソファの方が断然おすすめです。
その理由は、座面部分に入ったキルティング縫製の “向き” 。
スキップ1ミニソファには縦に入っていますが、ピカソソファには入っていません。


それぞれのソファのL型には「座って右肘タイプ / 座って左肘タイプ」があり、ともに正方形なので90度回転させれば肘掛け位置の左右を変えることができます。
変えれますけども…スキップ1ミニソファは90度回転させるとキルティングの向きが惜しいことに。その点、キルティングが入っていないピカソソファはNO問題です。

とはいえ、これは生地が無地である前提です。
ピカソソファであっても、生地に柄や織り柄がストライプ状または縞状に入っているものは、90度回転して肘掛け位置を変えるとスキップ1ミニソファと同様に惜しい感じになります。

無地の生地でもぱっと見では分からない方向の決まりがあったりするので、後々レイアウトを変える可能性がある方は一度スタッフまでご相談くださいませ。
ピカソソファがおすすめな理由 まとめ
✔︎ ソファの背が低いから、空間が広く見える。
✔︎ 空間になじみやすいシンプルデザイン。
✔︎ 後で買い足せる(いつか広い家に引っ越した時に!)。
✔︎ オットマンがある。
✔︎ (生地によっては)後々にレイアウト変更しやすい。
03. 外寸奥行きコンパクトな「ロハスソファ」
「ロハスソファ」は空間が広く見える開放的なデザインが特徴のソファ。
外寸奥行き75cm、外寸高さ46cmと、実際のサイズもなかなかにコンパクトで、お部屋の省スペースの強い味方です。

ロハスソファの背もたれが低い(ここが空間を広く見せるポイントなんだけども)のが気になる方に向けて「ロハス ハイバック背クッション」がございます。
また、足を伸ばしてくつろぎたい方向けに「ロハスソファ用 オットマン」もございます。
体型やお好みに合わせて専用オプションアイテムの追加をご検討ください。

※「ロハス ハイバック背クッション」と「ハイバック背クッション」は別商品です。
※「ロハスソファ オットマン」はソファ本体サイズ(W1600 / W1800)に対応しているサイズをお選びください。
さらに、ソファ本体とオットマンのシートを組み替えるとカウチソファに!



付属の脚を付ければ、座面の高さ22cmが31cmに。外寸高さは46cmから55cmに。

狭いリビングに置くなら、部屋になじみやすく空間が広く見えやすい脚なしロータイプの方がおすすめ。
ですが、脚があると座面が高くなって立ち上がりやすくなるほか、足元に空間ができることでスッキリした印象に。どっちも良さがあるってこった!
あと、こう見えてめちゃくちゃごろ寝最高ソファです。

私は当店「ローソファ専門店 HAREM」で働き始めて様々なソファで昼寝してきましたが(検証!検証ね!)、ロハスソファがダントツで昼寝しやすかったです。
この絶妙に優しい角度のおかげで深く眠りすぎず、目覚めやすく、30分程度の仮眠に最適でした。
ロハスソファがおすすめな理由 まとめ
✔︎ 外寸奥行きがコンパクト。
✔︎ 空間が広く見えるデザイン。
✔︎ オットマン ⇄ カウチソファに組み替えできる。
✔︎ 付属の脚で高さを変えられる。
✔︎ お昼寝に最適!
04. 横幅がコンパクトな「パルフィソファ」
1人~2人暮らしまでなら「パルフィソファ」もおすすめです。

ふんわりとしたクッションで見た目にボリューム感がある割に、外寸幅は138cmと意外とコンパクト。
外寸奥行きも80cmで、「ロハスソファ」「つみきソファ コンパクト」に5cm及ばないまでもコンパクトな方です。
パルフィソファの最大の特徴は、座面マットを重ねるか並べるかで座面の高さ・形を変えられるところ。
リビングが狭いなら普段は座面マットを重ねてコンパクトな状態で使って、

だらっとしたい時だけ座面マットを前に置いて、オットマンに。

気軽に高さ・形を変えられるので、季節の変化や来客時などのシーンの変化に対応できます。
私の実家で父と母が愛用していますが、基本は座面マットを重ねた状態で立ち上がりやすく。冬は座面マット無しでこたつに入りやすく。座面マットを使わない時は別の部屋でスツール(リッチな座布団)として使っています。
もちろん、ふんわりした座り心地も最高!
実家に住んでいた時は仕事から帰って部屋着に着替えて、パルフィソファにどかっと座って、上を向いて後頭部をふんわり支えてもらうのが癒しの時間でした。
そうだ、実家、帰ろう。

ちなみに、横幅138cm(2P)のほか横幅58cm(1P)もございます。よりコンパクトにするなら1Pを2つ並べるのも一つの手!

パルフィソファがおすすめな理由 まとめ
✔︎ 外寸幅がコンパクト。
✔︎ 外寸奥行きが比較的コンパクト。
✔︎ ソファらしい見た目。
✔︎ シートの組み替えで足を伸ばせる。高さを変えられる。
✔︎ ふんわりした癒し系の座りここち。
05. リビング全部をソファに!「フロフロ」
広々とした座面の上に、動かせる背もたれを置いて使う、一風変わったソファ「フロフロ」です。

いやめちゃくちゃ座面広いやないか。無理無理!
と思われた皆様、ノン!
部屋が狭くてくつろげないなら、床でくつろげるようにすればいいじゃない。と言ったのはかの有名なマリー・アントワネットだったかなぁ…。
フロフロで一番人気の座面マットLは幅2m×奥行き1.6mで、畳2畳分をはみ出るぐらいの大きさ(畳2畳で1.7m×1.7m)。
かなり広々とした座面で、家族みんなでごろごろしたい派の方におすすめです。

存在感も「ソファ!」というより「ソファとラグの中間」「ゴロゴロできる居心地のいい床」といった感覚で、フロフロがあればラグいらず。
これだけ座面が広くても座面の高さは10cmしかなく、背もたれを入れても高さ37cm。背もたれも部分的なので抜け感があり、圧迫感は全くありません。

さらに、裏面に滑り止めが付いている背もたれは、置いてもたれればその場でピタッと固定。
広い座面の上であっち行きこっち行き、あっち向きこっち向き、自由なくつろぎ方ができます。
好きな場所で好きな姿勢でくつろげるし、ごろごろする時にジャマになったら座面の外に出せばもっと広々。

狭めのリビングには最初に検討から外されそうなソファですが、使える空間を余すことなく使い切れるという点ではこんなソファもありかな!とご提案させていただきました。
なお、フロフロは面積が広い分、他に置ける家具のサイズ・数に制限が出ることも。
また、濃い色や派手な色の生地にすると圧迫感・存在感が強烈に出ることもございます。諸々お気を付けくださいませ!
フロフロがおすすめな理由 まとめ
✔︎ リビング全部でくつろげる。
✔︎ ごろごろしたい派、集まれ!
✔︎ 意外と圧迫感は無い。
✔︎ ラグを買わなくていい!
✔︎ 背もたれが動かせてのびのびくつろげる。
以上、狭いリビング(部屋)におすすめのローソファ5選でした!
お客様からのお問い合わせで、最近増えてきた「狭い部屋に置くならどれがおすすめ?」という声。
ショールームで対面であればじっくりご相談に乗れるのですが、メールで文章だけだと案内が難しい…というショールームスタッフからのご相談を受けて、このコラムを作りました。
メールでお問い合わせいただくよりずっと前段階の、ネットでちょっと調べてみた方の目にも触れて、なるほど〜となっていただけたなら幸いです!
ここに載ってない気になること・ご不明点などございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
ローソファが気になってきたら…
東京と大阪にあるショールームでは、HAREMのソファを色々と座り比べしていただけます。

うち、狭いけど置けるかな…?と不安な方は、予め設置スペースの寸法を測ってご来店いただけるとご案内がスムーズです。
図面をお持ちであればぜひご持参くださいませ。相談に乗るスタッフの想像の手助けになります!
なお、各ショールームにつき展示していないソファもございます。
展示ソファについては以下リンクのショールーム詳細ページをご覧くださいませ。
東京と大阪!?遠いよ!という方や、忙しくてなかなか外出できない方のために、最長7泊8日でソファをレンタルできる「おためしソファ」というサービスを行っています。

このコラムで紹介したソファの中では、ロハスソファ以外はレンタル可能。
実際に部屋にソファを置いてみることができるので、「この狭さでもこのソファならいける!」がクリアになり、安心してお買い物していただけます。
※フロフロのみ特注サイズ(160×88cm)でお届けします。
対象ソファ、ご利用方法・特典、ご注意点等は詳細ページよりご確認ください。
たとえリビングが狭くとも、工夫次第で家族みんなでくつろげる空間になります。
そして、その工夫の一つに「ソファをローソファに変える」があります。
狭いリビングでも、くつろぐ場所はできる!やれば、できる!
このコラムとローソファが「狭いからソファは諦めてたんだよな~」という方の助けになれば幸いです。
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● これを読めば、狭いリビングに置くソファ選びで絶対間違えない!でも長い。
コラム「狭い部屋でもくつろげる!ローソファの選び方・完全版」
● 空間を広く見せるのが得意!ホワイト系のソファを集めました。
コラム「ホワイト×ローソファ 納品事例・8選」
● これも長いけど、ローソファのことが大体理解できる完全ガイド!
コラム「ソファ選びに疲れる前に!理想のローソファに出会うまでガイド」