ソファ選びに疲れる前に!理想のローソファに出会うまでガイド
と決めたものの、調べたら案外色々あるじゃないローソファ。どれを選べばいいのやら?
生地やオプションが選べるソファとなれば、考えることがさらに増えて、全てが決まる頃には疲労困憊という方も多いのでは…。
そんなめんどいソファ選びが楽になるように、ソファ選びに必要な情報をここに集約しました。これ1本読めば大体わかる!
上から読むもよし、もくじから関係ありそうな項目だけ読むもよし。どうぞよしなにお役立てくださいませ。
ローソファ、何のために?誰のために?
“愛犬のケガ予防のために” ローソファ。
犬がソファから飛び降りると足腰に負担がかかり、骨折、パテラ、ヘルニアの原因になることも。そうなる前の予防、悪化を防ぐ手段として、ローソファは効果的です。
愛犬のためにローソファを探している方はこちらのコラム(↓)がおすすめ!
選び方のポイント、愛犬と暮らすお客様の納品事例などを紹介しています。
コラム「犬と人の暮らしにおすすめ!ローソファの選び方・完全版」
“子供の安全のために” ローソファ。
赤ちゃんや小さな子供のソファからの転落によるケガを予防する面でも、ローソファは効果的です。
ケガ予防の面以外でも、実はとっても子育てに向いているローソファ。
具体的にどんな風に良いのか、おすすめのローソファ、お客様の納品事例などはこちらのコラム(↓)で紹介しています。
コラム「赤ちゃん、子供のいる家庭のローソファの選び方・完全版」
“こたつと使うために” ローソファ。
1982年に “こたつに合うソファ” をヒントに生まれた「スキップソファ」を始め、ローソファはこたつとの相性が抜群です。
(小声で:ちなみに「スキップソファ」を作ったのはHAREMの代表です。)
こたつでどんなくつろぎ方をしたいかによって、最適なローソファも変わってきます。詳しくはこちらのコラム(↓)にて!色々検証しております。
ローソファ、どんな部屋に置く予定?
ソファを置く場所は大体リビングかと思いますが、
✔︎ キッチン・ダイニング・リビングが一直線の「縦長タイプ」のリビング
✔︎ 途中で曲がる「L型タイプ」のリビング
✔︎ 段差のある「ピットリビング」
✔︎ 小上がりの畳スペースをリビングにする「畳リビング」
など、最近はリビングの形も多様化しています。
こちらのコラム(↓)では、部屋の形・特徴別にソファ選びのポイントや注意点を紹介しています。これは盲点!なことも紹介しているので、ぜひご覧ください。
ローソファでどうくつろぐ?何して過ごす?
ごろごろしたい。〜絶対寝転がりたい〜
ソファに座ってくつろいでいても、気が付いたら寝転がっている皆様へ。私もです。
ソファに一人寝転がると他の人が座れなくなって、家族でソファの取り合いになる。疲れている時に譲ってもらえないとイラっとすることもあるでしょう。私はそうです。
絶対寝転ぶ運命(さだめ)が決まっているなら、寝転がることを前提に作られたローソファがおすすめ。
と来れば、広々とした座面マット+動かせる背もたれの「フロフロ」一択!
ごろごろしたい。〜足を伸ばしてくつろぎたい〜
寝転ぶ前提とまでは言わないけど、足を伸ばしてくつろげる席は欲しい。
となれば、
✔︎ 座面が一部だけ前に伸びている「カウチソファ」
✔︎ オプションでソファの前に足置き「オットマン」
✔︎ 贅沢にソファ2台をつなげた「コーナーソファ(L字ソファ)」
のいずれかがおすすめです。
ほどほどに座面の高さが欲しい、見た目にソファらしさが欲しい、先ほど紹介した「フロフロ」はごろごろ推奨すぎて末恐ろしいという方は、これらのソファをお選びください。
ソファで食事したい / 仕事したい / 勉強したい。
ソファに座った状態で、テーブル(机)に向かって何かしらの作業をする場合、
✔︎ ソファの座面高
✔︎ ソファの座面とテーブルの高さの差尺
✔︎ ソファの座面の硬さ / 柔らかさ
がポイントになります。
こちらのコラム(↓)にて、どんなローソファが一番食事に適しているかを、HAREMのスタッフが色々なソファに座りながらおでんを食べて実験・検証しています。
遊んでいた訳ではございません。これは実験・検証です。
“食事” にフォーカスした内容ですが、机に向かってのPC作業や子供たちの宿題にも当てはまる内容なので、ぜひご参照くださいませ!
ソファの種類を知ろう!
この時点で「ソファにも色々あるんだな」とお気づきかと思います。そう、色々あるんです。や、ややこしい~!
こちらのコラム(↓)では、ローソファに限らず、“ソファの種類・名称・特徴・向いている暮らし” をまとめています。
ソファの基礎知識を一旦頭に入れておけば、ソファ探しが格段にスムーズになるはず!ぜひご覧ください。
コラム「ローソファにだって色々ある(種類が)」
ローソファのサイズ、どうやって決める?
まずは「置ける」から考えよう。
「理想」の対義語は「現実」だそうです。切ない…。
私たちがお客様にヒアリングする時も、理想が膨らみすぎて「それ多分ソファで部屋埋まる」「それ多分ソファで通路塞がる」「それ多分ソファ部屋に入らない」なこともたまにあります。理想は全部叶えてあげたいけども!
でも、ソファが暮らしの邪魔になってしまっては本末転倒。理想(ソファ)と現実(部屋)のすり合わせをして、最大公約数なローソファを見つけましょう!
というわけで、ソファのサイズ選びの一歩目は「置ける」かどうかを冷静に見極めることからです。
ソファを設置予定のスペースをチェック!
部屋の置けるかどうかで注目すべきサイズは
✔︎ 横幅(W)
✔︎ 奥行き(D)
✔︎ (背面に窓などがある場合)高さ(H)
です。
ソファは生地やウレタンなどの素材により、カタログやHPの表記よりも1〜2cm大きくなる場合がございます。それも考慮して、サイズには余裕を見ておきましょう。
検討中のソファと同じサイズの新聞紙を床に広げたり、マスキングテープを貼ると、サイズのシミュレーションがしやすくなります。
店舗で見ていい感じに思えたソファのサイズも、家に置くと「でっか!」となることもあるので、事前にしっかりイメトレをしておきましょう。
ソファ周りのスペースをチェック!
空いているスペースをいっぱいいっぱいに使ってソファを置くと、
✔︎ 足を伸ばせるスペースが十分にない。
✔︎ ソファに座る度にどっかしらに体をぶつける。
✔︎ 通路が狭くなってカニさん歩きしないとソファに座れない。
✔︎ ソファのせいで遠回りなどの無駄な動きが増えた。
などの不便が生じます。
ソファのサイズを決める時は、くつろぐために必要なスペース、生活動線も考慮しましょう。
参考までに、通路の幅は大人一人が通るのに55~60cm必要と言われています。
搬入経路をチェック!
見落としがちですが、超超重要なポイントです。
ソファを購入して、届くのを待って、設置場所までソファを運べなかった日には膝から崩れ落ちることでしょう。誰一人、そんな思いをしてほしくない…!
搬入経路のチェックポイントはこちらのコラム(↓)にまとめています。メジャー片手に、ソファ購入前にご確認くださいませ。
次に「座る人(人数)」から考えよう。
座る人(ペット)、人数、くつろぎ方により、適当なソファのサイズが変わります。
✔︎ ソファに何人で腰掛けることが多い?
✔︎ 座るのは、大人が何人?子供が何人?
✔︎ 犬はいる?大きさは?年齢は?
✔︎ 寝転びたい?座れればいい?
ちなみに、「子供たちは自分の部屋でゲームしてる事が多いから〜」とソファのサイズを小さめにしたものの、ソファに吸い寄せられるようにリビングに集まるようになることも。甦れ、家族団欒!
こちらのコラム(↓)では、座る人(人数)から考えるソファのサイズの選び方を解説しています。ソファが来てからの暮らしを想像しながらご覧ください。
TVボードの高さを気にしよう。
ソファだけ低くするとTVを見上げる姿勢になり、首や肩が疲れがちに。
TVの高さは目線と同じか少し下にすると、首に負担がかかりにくくなります。
ダイニングとの距離を気にしよう。
ダイニングチェアとローソファの距離が近すぎると、足元に座ってる/座られている感覚に。
お互いに居心地が悪くなるので、ほどほどな距離感が保てるよう、ソファとダイニングのレイアウトを考えましょう。
カーテンの長さを気にしよう。
ソファの後ろに窓がありし時、カーテンもまたある…これがソファに被ると地味にくつろぎにくい!
窓のある方はソファの高さに注意しましょう。
ソファの生地、どれにすればいい?
引っかきに強い生地「ラムース」にする。
猫の爪とぎ、犬のホリホリにも耐える強い生地を探している方は「ラムース」一択!
水洗い可で、液体汚れが染み込みにくく、メンテナンス面でも非常に優れています。
もっと詳しく!コラム「犬、猫、子供との暮らしに!ソファの張り地「ラムース」のこと。」
水洗い可の生地にする。
カタログやHPに「水洗い可」「ウォッシャブル」と記載されている生地は、カバーをソファから取り外して水洗いできます。
※当店のマルーンソファ、本革張りのソファはカバーを取り外せません。
水洗い可といえど、カバーを外して洗濯機にポイっとお任せするのは推奨しておりません。メンテナンス方法については以下のページをご覧ください。
部屋のコーディネートから考える。
ソファは部屋の雰囲気を作る存在感の大きな家具。となれば、ソファの生地選びも結構重要です。
こんな風に同じソファでも、どんな質感 / 柄 / カラーの生地を張るかによって、ソファの雰囲気も部屋の雰囲気もがらっと変わります。
好きなインテリアスタイルや理想のイメージがあれば、それに沿うカラーの生地を選びましょう。
自分の好みが分からない方は、InstagramやPinterestなどで「好き」を探して、ふんわり情報収集から始めるのがおすすめです。
色選びについては、こちらの記事(↓)がきっと参考になるはず!
ローソファ選びに疲れたら…
ネット検索してみたり、SNSで情報収集してみたり、こういうコラムを読んでみたり。
知れば知るほど「結局どのソファがいいんだ!うおー!!」と頭をかきむしりたくなりますよね。
真面目で慎重な人ほど陥りやすい穴です。私はよく入っています。
ソファは多くの時間を共に過ごす家具なので、その人のライフスタイル、性格、体型、同居人(ペット)によって合うソファが変わります。
全員にとって完璧なソファはこの世にありません。断言しちゃおう。無いんです。だからややこしい!
詳しい人に相談してみよう。
このコラムを読んでも「自分に合うソファよう分からんかった」という方、「2つに絞れたけど、どっちのソファがいいか超迷う」という方は、一度、当店・ローソファ専門店HAREMへご相談ください。
これまで多くの方のローソファ選びを手伝ってきたので、引き出しは結構あるはず!
ソファ探しの旅路の良いお供になれると思います。
ショールームに行ってみよう。
ローソファ選びに疲れてきたら、スマホを捨てよ、街へ出よう!ショールームへ一度実物を見に行くのがおすすめです。
✔︎ 座り心地を比較できる。
✔︎ 大判生地をソファに広げて完成イメージを膨らませられる。
✔︎ 気になることがあればすぐにスタッフに相談できる。
などなど。ショールームに行けばソファ探しが一気に進みます。
「ちょっと座ってみたいだけ」も大歓迎なので、お気軽にご来店くださいませ!
ソファ選びの過程も、楽しい思い出になるように。
ソファはサイズも、存在感も、お財布的にも大きなお買い物。
「絶対に失敗したくない!絶対にだ!」という方がほとんどだと思います。分かる。
だからこそ、ソファ探しで気が付けば脳がパンパン、眼精は疲労、心が途中で折れそうになる方も少なくないのでは?分かる。
❶ ソファを探し始める時はウキウキワクワク!
❷ 調べるほどネットの迷宮(ラビリンス)に迷い込み、
❸ 気付いたら1時間以上スマホと睨めっこ、
❹ 疲れた!とスマホを投げて、
❺ 元気が戻ってきたら → ❶に戻る。
❶のウキウキワクワク!を維持したままゴール(ソファ購入)するには?
商品数を減らして選びやすくする方法もあるけれど、「やっと見つけた!」の声にも応え続けたいし。葛藤~!
そんな思案の末、
「コラムでソファ選びのサポートをしよう!」と思い立ち、このコラムを作った次第です。作り終えた感想としては、
「うわ…まだ全然分かりづらいな…みんなこれ見て逆に疲れちゃわないかな…」です。道は長い。
買ったソファを見る度に、ソファ選びの楽しかった記憶が思い出されることを目指して。
HAREMは引き続き、システムやコンテンツで工夫していきたい所存です。押忍!
ご不明点があれば、手っ取り早くお問い合わせいただくのがおすすめです。押忍!(結局これが最短)