
10畳のLDKをローソファでコーディネート【ローソファ百景 #10】
ローソファ専門店HAREMのプロダクトデザイナー、キシムネダイスケのコーディネート提案帳。
あなたのローソファのある暮らしのアイディアになれば幸いです!
【つみきソファとリビング】10畳のLDKのコーディネート例

ローソファを愛する皆様こんにちは!ローソファデザイナーの岸宗です!
スローペースで連載している『ローソファ100景』も今回、ようやく10回目を迎えました🎉
10回目を記念して(?)今回はかなり気合入ってます。ぜひローソファのコーディネートの参考にしてくださいね!
今回のテーマは「10畳のLDK」「スッキリ」「JAPANDI」
今回のコーディネートは10畳のコンパクトなLDK(リビングダイニングキッチン)をJAPANDIスタイルでスッキリさせる!がテーマです。
インテリアはJAPANDIスタイルでコーディネートするため、北欧デンマークブランドのHAYのダイニングセット(CPH、About a chair)をダイニングに使用。

リビングは、当店で最近人気沸騰中のこたつテーブル(Wells)です。

『ローソファ100景』ローソファコーディネートのメインアイテムは、当店で人気のローソファの【つみきソファ】をチョイスしました。(つみきソファは奥行あるのにスッキリ見えるのが強み〜!)

コーディネートをしてみて感じましたが10畳のLDKは家具選びさえうまくやれば、意外と色々置けるし広々となるな〜という印象でした。
では、早速10畳のLDKに、どんなような家具が収まったか見ていきましょう!
▼ メインテーマ
・5.6m×3.3mほどのLDKに置ける家具のサイズ感や間取りをコーディネートしてみる
・部屋を狭く見せないためにスッキリしたコーディネートを意識する
・インテリアスタイルはJAPANDI
▼ 部屋の想定
・10畳のLDK(リビングダイニングキッチン)
・壁面キッチン
・奥側に和室スペースあり
▼ ローソファ
・つみきソファ180cm
つみきソファ 商品ページ
今回の想定:10畳リビングダイニングの間取り
こちらが今回のコーディネートのリビングスペースの間取り。
10畳のLDKにの隣には4畳弱の和室のお部屋があります。

使用しているインテリアと、そのサイズ
・HAY “CPH” 30 / 長さ160×幅80×高さ74 cm
・HAY “About a chair” 幅59×奥行52×高さ79 cm
・HAREM “Wells”こたつテーブル 直径100cm 38cm
・HAREM “つみきソファ” 180cm
LDK10畳のサイズ感
LDKの10畳はそこまで広々〜ということはなく、キッチンが2畳〜2.5畳ほどでリビングダイニングのスペースが8畳程になります。
なので家具選び次第では、スッキリしたお部屋にもなるしちょっと窮屈にもなってしまうサイズ感です。
この間取りのちょうどいい家具のサイズは?
●キッチン
10畳のLDKである場合は大抵の場合キッチンは壁付けです。(収納スペースの有無にもよるけど対面キッチンだとリビングダイニングゾーンがかなり狭い)
●ダイニングゾーン:ダイニングセット
キッチンがお部屋の2〜3割ほどのスペースを取ってしまうのでダイニングセットは慎重に選んだほうが良さそう。
あまり大きめのダイニングテーブル、例えば200cm×90cmのような大きめのサイズのダイニングテーブルセットを置いてしまうと、全体的にスペースを圧迫して窮屈になったり、生活動線が少し不便に感じるかも。

暮らし方にもよりますが、リビングにしっかりソファを置きつつ、ちゃんとしたダイニングセットを検討されている場合は気持ち一回り小さめのサイズを選ぶほうがおすすめです。
●リビングゾーン
3人がけサイズ(180cm)のソファが置けるサイズ感。ドアの位置や掃き出し窓の位置にもよりますが、L字(コーナー)配置やカウチソファも問題なく置けそうです。
リビングテーブルも100cmくらいまでなら大丈夫そう!
コーディネート例を見てみよう

ご覧よ!この開放感&スッキリさ!
ロータイプ&ミニマムのインテリアチョイスで「ご覧よ!」と言いたくなるくらいの開放感&スッキリなコーディネートに仕上がりました。
あまり広くないリビングスペースではありますが、全体的に明るめかつ落ち着いたカラーを選び、ローソファに合わせて低めのインテリアを配置しているので、スッキリとしてお部屋に開放感があります。
「スッキリ」のために収納は無しで
場所を取り、圧迫感もある収納シェルフは、このリビングスペースには無し!
必要最低限なものだけを配置するミニマムなセレクトでコーディネート。
ドアから入ってすぐにオープンシェルフなどがあると便利ですが、今回は「狭く感じさせない、スッキリしたコーディネート」がテーマなので、あえて収納はリビングスペースには置かずに魅せたいインテリアが映えるようにコーディネートしています。
開放感と空いたスペースを活かす

天井高が240cm、つみきソファのソファ高が57cmなので壁面などの高さに183cmの余白が生まれます。
このローソファによる壁面や空間の“余白”はリビングの開放感として活かすだけではなく、
・ファブリックボードや絵などを飾ってお部屋のアクセントにする
・そのまま余白を残すことでシンプルな印象にする
・家族の写真やお部屋に温かみを出す
・壁面シェルフを設置して飾り棚にする
など、インテリアコーディネートとしても色々と活かし方があります。
今回のコーディネートではソファのカラーに合わせたファブリックボードを飾ることで、ソファとファブリックボードをリビングのメインアクセントにしました。
全体のカラーテイスト

明るめ色の床材などをメインに、全体的にナチュラルカラーをメインにコーディネートしています。
ナチュラルカラーに偏りすぎないよう、グレーのダイニングセットを入れることで少し都会的にデザインされた印象を演出しました。
●アクセントカラーをつくる
ソファーはアクセントカラーとするためにネイビーをチョイス。つみきソファの「積み木らしさ」を出すために、オプションのクッションにもブリックカラーを入れました。

それに合わせたファブリックボードでさらにアクセントカラーを強調し、フォーカルポイント(※注)をつくることで、やわらかいイメージのリビングダイニングにしっかりとデザイン・コーディネートされた印象を演出しています。
※フォーカルポイント:インテリアコーディネートでは部屋に入ったときに最初に目を引く場所やアイテムを「フォーカルポイント」と呼びます。
→●アクセントカラー無しにする場合
アクセントカラーをつくらずにリビングダイニングのカラー全体を同一色でコーディネートする場合は、リビングスペースにメインカラーをつくって、全体的にそのカラーに合わせます。
今回のコーディネートであれば、ナチュラルカラーとライトグレーをメインにして、ダイニングセットとソファをライトグレーに近いカラーでコーディネートすることで、お部屋全体をグレイッシュな北欧風のイメージで統一することもできます。

間取りから見た生活動線
では、お部屋の暮らしの動線やイメージも見てみましょう。
比較的奥行きの小さいダイニングテーブルなのでリビングスペースと被らず、ドアから入ってちょうどの位置に椅子がある動線です。
リビング入口にシェルフなどもなく、ソファにもそのままさらっと座れる動線でもあります。

LDK全体で10畳ほどなので、広々した間取りとまでは言えませんがミニマムなインテリア、家具チョイスを心がければ平面的にもスペースがありストレスを感じることのない生活動線で暮らせそう。
人が暮らすとこういうイメージ。

10畳のLDKスペースと、隣に4畳弱の和室スペースあることも含めると、好きなダイニングテーブルセットおいて、3人がけソファ置いても、メインのリビングスペースとして十分ゆとりを持って暮らせるイメージです。
“JAPANDI”はローソファと相性バツグン
JAPANDIでスッキリコーディネート!
今回の『ローソファ100景』は10畳のLDKをスッキリと開放感のある部屋に仕上げる、JAPANDIスタイルのリビングコーディネートでした。
10畳くらいの間取りは、同じ間取りでも選ぶ家具やサイズによっては、お部屋が窮屈に感じてしまったり、生活動線が不自由になってしまう広さのスペースです。
お部屋をスッキリと開放感のある空間にしたければ、洗練されたミニマムなデザインの北欧インテリアやローソファを選んでみましょう。


スッキリとしたお部屋づくりには、ミニマリズムを基調とした「床暮らし ✕ 北欧インテリア 」のJAPANDIスタイル、おすすめですよ!
まだまだやります!ローソファでJAPANDI
ちなみに当分この【ローソファ100景】のコーディネートシリーズはJAPANDIスタイルを中心にしていく予定です。
というのもお部屋のコーディネート相談で当店にご来店される方の中でも、ミニマムスタイルや素材感を大切にするナチュラルテイスト、北欧スタイルは人気で、理想とされる方も多いです。
「スッキリと開放感のあるリビングにしたい」
「木材を大切にした新築で、ナチュラルテイストを意識した家にしたい」
「ダイニングは北欧インテリアでリビングはローソファの予定」
そんなお声をよくいただくので、そういった理想のある暮らしやコーディネートに対して「ローソファはどう合うのか?」「どう合わせていくか」を皆様にもっと知ってほしいと考えています。


私自身も、もともと北欧が好きだし、ナチュラルテストも大好き。ローソファも大好き。
自分の好きなインテリアテイストと、開放感のある床暮らしやローソファがベストマッチするのがJAPANDI(Japan style & Skandinavien style)ということもあり、JAPANDIをメインにコーディネート記事を書いたりコーディネートプランを立てているだけでワクワク、皆様の参考になることを考えるともっとワクワクしてしまいます。
とまぁ、個人的な好み9割で進めているのですが、インテリアのトレンド的にもこのコーディネート記事は続けていけば皆様のローソファのある暮らし作りに、お役にも立てるはず!
それでは次の『ローソファ100景』でお会いしましょう!
今回のコーディネートで使用した商品↓

ローソファが気になってきたら…
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HAREMでは全15種類のローソファを取り扱っています。
数だけ見るとめっちゃ多い訳ではございませんが、ローソファだけでこんなに数があるのは結構珍しかったり。

商品比較に向いているのは、全商品の簡単な情報と価格表を掲載したカタログ。比較しやすいように簡潔にまとめています。
一つの商品の情報を掘り下げたいならオンラインショップがおすすめ!
各商品ページにて、その魅力、どんなライフスタイルに向いているか、注意事項なども掲載しています。
とりあえずInstagramをフォローしておく。

Instagramでは定期的にローソファに関する情報を発信しています。
フォローしておくだけでローソファの知識が深まるので、「ローソファ、ちょっと気になるけどまだそこまでじゃない」方はとりあえずフォローしてみてください!
ショールームでソファを試してみる。

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そんなモヤモヤを解消したければ、ぜひショールームでローソファを体験してみて下さい。
実際にローソファを試したりイメージをつかめるだけでなく、たくさんのコーディネートの相談をお受けしてきたアドバイザーたちが、理想のお部屋づくりをサポートさせていただきます。
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