狭い部屋でもくつろげる！ローソファの選び方・完全版
そこにL字ソファを置いて、食後に家族とまったりごろごろ。休日には友達を呼んでゲーム大会も。ってなると、そこそこ大きなリビングテーブルも欲しいな～
膨らむ理想！立ちはだかる現実。
都心は特に全ての理想を叶える家を見つけるのは難しく、部屋の間取りや広さは妥協せざるを得ないことも…。
でも、部屋の狭さで理想を全て諦めることはありません。工夫次第で部屋を広く見せれるし、家族でごろごろする場所も作れます。案外大丈夫！
このコラムでは “狭い部屋” のお部屋づくりのコツと、おすすめのソファをご紹介します。
狭い部屋でも広く見せる、インテリアのコツ。
背の低い家具で揃えよう。
最近「ハイキュー!!」を読んでいて、背が高いと迫力あっていいよな〜と思いました。
いや、漫画の感想じゃなくて「それはインテリアも同じ」ということを言いたい。背の高い家具にもまた、もれなく “圧” が生じます。
そしてその “圧” は部屋に圧迫感を与え、部屋を狭く見せる要因になります。
ただでさえ狭い部屋に背の高い家具を置くと、それはそれはせませまです。
逆に、家具をローソファやローテーブルなど低いもので揃えれば、壁の余白が広くなり、天井を高く、部屋を広く感じることができます。
特にソファは、家具の中でもサイズも存在感も大きな家具。
狭い部屋に背の高いソファを置くと「我、圧倒的主役也」「部屋に鎮座して候」感が出てしまうので、部屋の主役を人とするなら、やはり背の低いローソファがおすすめです。
ソファは部屋になじみやすいカラーに。
そんな存在感の大きなソファは、生地の色も重要です。
部屋を広く見せたいなら、ソファの色は既にその部屋にある色から拾うのが吉！例えばこちらの納品事例から。
ソファとラグを壁紙のオフホワイトに揃えて、ブランケットとTVボードはフローリングと同じダークブラウンに。
６畳ですが全然狭さを感じないし、何ならくつろぐのに最適な広さに感じます。
こんな感じで面積の広い壁紙、床材、カーテン、ラグ等にソファの色を揃えると、ソファが部屋に溶け込みやすくなります。
「家具というより部屋の一部にする」の感覚で考えるのがポイント！
具体的なカラーでいえば、まずはオフホワイトやアイボリーなどのホワイト系が鉄板。
ほかに、ライトグレーやライトベージュなどの淡い無彩色もおすすめ。
どんな空間にもなじみやすく、ホワイト系より汚れが目立ちにくく、ソファの張り地として永遠の人気カラーです。
色味が足りない…もっとインテリアで遊びたい…という方は、なじみやすいカラーを組み合わせたり、
アクセントに濃い色やカラフルなクッションを置くのも楽しい。クッションは気軽に模様替えができるのもポイントですな。
ホワイト系やグレー系のローソファの納品事例をまとめた記事がございます（↓）。
ソファの色でお悩み中の方は、ぜひご覧ください。
抜け感のあるデザインのソファにする。
ファッション用語の「抜け感」は「こなれた感じ」を指しますが、ここで言う「抜け感」は「視線の先が抜けている感じ」という意味でGOします。
「抜け感のあるデザイン」。
例えば、肘掛けがないデザイン。
または、背もたれが部分的に抜けているデザイン。
「ソファには肘掛けがあるべし」
「ソファには全面に背もたれがあるべし」
という既成概念を一旦フラットにして、
「これは無くてもよくない？無くてもいい人、いるくない？」
と新しく提案するのがこれらのソファ。
「無くてもよくない？」の部分を削ぎ落とすことでスッキリした見た目になり、空間全体に「抜け感」をもたらします。
せっかくソファをミニマムに削ぎ落としているので、ソファのオプションアイテムも必要最低限にとどめるのがベター。
でも、必要なものは無理せず足してくださいね！
インテリアのスタイルを一つに絞る。
インテリアには色々なスタイルがあって、それぞれに色使いの特徴があります。
例えば、北欧と日本のスタイルを掛け合わせたジャパンディスタイルは、淡い無彩色が多用されていたり、
北欧風ナチュラルはオークなどの明るい色の木材が多用されていたり、
ホテルライクなスタイルはモノトーンを基調としていたり。
Pinterestでインテリアスタイルを検索すると、スタイルごとに色や素材のルールが（ある程度）あることに気付きます。多少はみ出してもいいので、（ある程度）。
憧れのインテリアスタイルがあるならまずはそのルールに則って、インテリアの素材・カラーを考えましょう。
広い部屋を参考にすると落ち込むので、Pinterestで我が家に似た広さ・間取りの部屋を探しましょう。頼りになりますPinterest。
ここで重要なのは、２つ以上のインテリアスタイルを融合させないこと。切ないことを言いますが、狭い部屋にそんな余裕はありません。ケンカします。
いや、コーディネートのセンスがあれば素敵なんでしょうが…センスさえあれば…センス…センスって何…？
ソファに “くつろぐ” 以外の役割を与える。
ローソファで食事する。
狭いリビングダイニングに「くつろぐスペース」「食事するスペース」を両方つくると、
・ダイニングテーブル
・ダイニングチェア（人数分）
・ソファ
・（いる場合は）リビングテーブル
を置く必要があって、狭い空間が余計にせせこましく…
そうならないために、リビングとダイニングをがっちゃんこする方法があります。
ひとつはダイニングチェアをダイニングソファにして、食事スペースにくつろぎを取り込む方法。
こちらは正直「食事しやすい訳ではないが、くつろぎやすくは決してない」というどっち付かずになることが多く、くつろぎ時間を重視する方にはおすすめではありません。
もう一つは、ローソファの前にテーブルを置いて、くつろぎスペースで食事もする方法。
本来ソファはくつろぐためのものであり、食事にはあまり向いていません。
が、ローソファは（物によっては）座椅子や座布団の感覚で使えるので、座卓との相性は抜群です。
この（物によっては）ってとこ、大事！
食事に向いているローソファと、向いてないローソファがございます。
ローソファで食事することを考え中の方は、ぜひこちらの記事をご覧ください（↓）。
リビングスペースで食事が出来れば、ダイニングテーブルとダイニングチェアなどの背が高く圧迫感ある家具を置かなくていい。その点でも、部屋に開放感が生まれます。
デイベッドや来客用ベッドとしても使う。
HAREMのソファは座面がフラットで硬めなものが多く、寝転がってごろごろするのにぴったりです。
これまで多くの場所で昼寝をかましてきた私が言うので間違いありません。
特に向いているのが、以下のタイプのソファ。
１．幅180cm以上
２．座面が分かれない（寝相で崩れない）
３．背もたれを動かせる
座面が広々としているので、昼食後のお昼寝に、子供と遊んでそのまま一緒にお昼寝したり、来客時用の簡易ベッドとしても活躍します。
ソファが “座る” だけでなく “寝る” 場所にもなることで、ソファと別に寝転がれるスペースを確保する必要がなく省スペースに。
ただし、一晩しっかり寝る時はシーツや薄いマットレス等を敷くなどして寝汗対策をしっかりと。
※ソファをベッドとして日常的に長時間使うこと（就寝用等）は非推奨としており、HAREMでは保証対象外としています。
お気を付けくださいませ！
ローソファを子育てスペースにする。
ローソファは座面が低く、転落によるケガのリスクも低いため、赤ちゃんや子供のいるご家庭でも安心してご使用いただけます。
というのは何となくお分かりいただけると思いますが、実際にローソファで子育てしたお客様やスタッフから聞いてなるほど！と思ったのが、
「ローソファの上で子育てが完結した。」
「バウンサーやベビーベッドが要らなかった。」
「床敷きのベビー布団は用意してたけど、それも使わなかった。」
と言った声。そのメリットは思い付かなんだ！
ベビーベッドやバウンサーはかなり場所をとるので、使わなくて済むならそりゃいい。
赤ちゃんの頃はローソファで一緒に遊んで、一緒にお昼寝して。
成長して自由に動き回るようになったら、ソファの上を歩いたり跳ねたりしてもローソファなら比較的安心。
子供の安全面でも、お部屋の省スペースの面でも、ローソファは子育て世代の良いお供になれると思います。
コラム「赤ちゃん、子供のいる家庭のローソファの選び方・完全版」
狭い部屋に合う、ローソファの形・サイズ。
よし、そんなに言うならローソファにしよう！
と思って調べてみると、ローソファにも色々ある。サイズも色々、形も色々、機能性も色々…どれを選べばいいのやら。
そこで「狭い部屋に置くなら、こんなタイプがいいよ！」
いっそ「これ選んでおけば、ほぼほぼ間違いないよ！」
をお伝えするコラムを書きました。
ここまでもこの先も、色々言ってるけど結局これを読むのが一番の近道！
コラム「狭いリビングも居心地よく！おすすめのローソファ５選」
狭い部屋にソファを置く場合の注意点。
コンパクトを優先しすぎるとくつろげない！
狭い部屋にはコンパクトなソファがいいよ、とお伝えしてきましたが、コンパクトであればあるほどいい！という訳ではございません。
座る人の体型、好み、理想のくつろぎ方によって、その人に合うソファのサイズもデザインも様々です。
コンパクトにコンパクトに…を優先しすぎると、妥協しすぎてくつろげないソファが家に爆誕してしまいます。
じゃあ、どうすればいい？
一緒に考えます！
当店には全15種類のローソファがあり、カスタマイズの幅が広いソファもたくさんあります。
「我が家に完璧！最適解ローソファ」をご提案できる…かも？まずは気軽にご相談くださいませ。
ゆずれない（ソファへの）願い、抱きしめてこ…！
ソファ周りのスペースは十分？
空いたスペースいっぱいいっぱいにソファを置くと、
✔︎ 足を伸ばせるスペースが十分にない。
✔︎ ソファに座る度にどっかしらに体をぶつける。
✔︎ 通路が狭くなってカニさん歩きしないとソファに座れない。
✔︎ ソファのせいで遠回りなどの無駄な動きが増えた。
などの不便が生じます。
ソファからはみ出す体の部分、ソファ周りの移動スペース（生活動線）も考慮して、ソファ周りにも十分なスペースを確保しましょう。
おっととっと！搬入経路は大丈夫？
ソファを置けるスペースも、周りのスペースも確保できた！あとはソファを買うだけ～…おっととっと！
玄関からソファを設置予定の場所まで、搬入経路の確認はお済みですか？
ソファを購入して、届くのを楽しみに待って、届いてからの配達員の「入りません」の声で膝から崩れ落ちる。そんな悲しみ、絶対に味わって欲しくない。
搬入経路のチェックポイントはちらのコラム（↓）にまとめています。メジャー片手に、ソファ購入前にご確認くださいませ。
HAREMのソファをご検討中で、搬入経路について不安がある方は、ご購入前に一度ご相談くださいませ。
ローソファが気になってきたら…
資料請求やオンライン上でもうちょっと調べる。
HAREMでは全15種類のローソファを取り扱っています。
数だけ見るとめっちゃ多い訳ではございませんが、ローソファだけでこんなに数があるのは結構珍しかったり。
商品比較に向いているのは、全商品の簡単な情報と価格表を掲載したカタログ。比較しやすいように簡潔にまとめています。
一つの商品の情報を掘り下げたいならオンラインショップがおすすめ！
各商品ページにて、その魅力、どんなライフスタイルに向いているか、注意事項なども掲載しています。
とりあえずInstagramをフォローしておく。
Instagramでは定期的にローソファに関する情報を発信しています。
フォローしておくだけでローソファの知識が深まるので、「ローソファ、ちょっと気になるけどまだそこまでじゃない」方はとりあえずフォローしてみてください！筆者と仲間が必死こいてネタを考えています。
ショールームでソファを試してみる。
座面が好きな硬さ/柔らかさかどうか、造りはしっかりしているか、写真では伝わりきらないソファの印象など、ソファのリアルはショールームに詰まっています。
ショールームに立つスタッフたちは、これまで多くのお客様のソファ選びをお手伝いしてきました。
“狭い部屋”と一言に言えど、広さも間取りも様々。狭い部屋のソファ選びで悩ましいことが出てきたら、ぜひ気軽にお声がけくださいませ。
「おためしソファ」でレンタルしてみる。
最長７泊８日でソファをレンタルして、家でソファの座り心地やサイズ感などを確認できる「おためしソファ」というサービスがございます。
実際に部屋にソファを置いてみることができるので、「この狭さでもこのソファならいける！」がクリアになり、安心してお買い物していただけます。
対象ソファ、ご利用方法・特典、ご注意点等は詳細ページよりご確認ください。
他のコラムも読んでみる。
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ローソファがあれば、狭い部屋もいいもんだ。
「狭い部屋」ってぱっと聞きネガティブな響きですが、狭い部屋にもいいところはたくさんあります。考えたんですから、私。
まず、余計な家具が増えない。
広い部屋に余った空間があると、埋めるためにそこに家具を置きたくなる。狭い部屋には “埋めるために” なんて余裕はありません。
家具選びやレイアウトに慎重になるので、本当に必要なものを必要なだけをミニマムに揃えられます。
あと、落ち着く。
感じ方に個人差はありますが、２～３畳のスペース「ヌック」がプチ流行しているあたり、狭い＝落ち着く勢が一定数いるってこと。私もそっち派！トイレ、屋根裏部屋、寝袋大好きです！
あとあと、必然的に家族の距離が近くなってコミュニケーションが増える。
いやケンカしたら最悪やな！でも気まずいから仲直りも早いかも？
狭い部屋でも、広く感じられる工夫とローソファさえあれば十分にくつろぐことができます。
くつろぐことができれば、住めば都。そこもあなたの楽園になるはずです。…HAREMだけにね！
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● 狭い部屋におすすめのローソファ、結局のところどれなんだい？５つに絞りました。
コラム「狭いリビングも居心地よく！おすすめのローソファ５選」
● 空間を広く見せるのが得意！ホワイト系のソファを集めました。
コラム「ホワイト×ローソファ 納品事例・８選」
● ローソファの全てが大体理解できる完全ガイド
コラム「ソファ選びに疲れる前に！理想のローソファに出会うまでガイド」
