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ライフデザイナーだいごの四方山コラム
四方山コラム
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コラム vol.7
視覚的効果としてのソファー。機能面以外でのソファーの存在とは?

機能面以外でのソファーの存在とは?

「ソファー」という言葉を聞いた時まっさきに思い浮かべるのは「座り心地」といった「体感」だと思います。
しかし、「人は見た目が9割」という本があるように、人間は視覚的な動物であるともいえます。

つまり、「ソファー」には視覚面でも重要な役割があるのです。

「ソファー」が視覚的に果たす役割として、その「存在感」があります。
「ダイニングテーブル」や「ダイニングチェア」の持つ、「固くコンパクト」なイメージに対して「ソファー」は「柔らかく重厚感と存在感」に特化しています。

「柔らかそうなイメージ」は、見る人に安心感とそこに長居しようと思う感情を湧き起こします。
そして、「重厚感と存在感」は高級感とステータスシンボルとしての役割を果たすのです。

つまり、ソファーという家具は、意図的かそうでないかは別として、「安心感や高級感」といったイメージを持つような形に作られた家具であるともいえます。


例えば、コーヒーやワインといったお酒を「ダイニングテーブル」で飲むのと、「ソファー」に深く腰かけて飲む場合、同じものを飲んでいるにも関わらず、より「安心感や高級感」を感じる事ができるのはどちらか想像していただけると分かりやすいと思います。

結論として、人間には五感がありそれぞれ全てが大事な要素ですが、やはり「視覚」というのがこと雰囲気というものに関して一番優先順位が高くなります。


100円のコーヒーでもソファーで飲めば、400円で飲んだ気分になれるソファーは魔法の家具ですね。


編集者のつっこみ

編集者のつっこみ

確かにソファ席で楽しむ飲食には1.5倍の価値を感じますね。ボクはどちらかと言うと和室の座席かせまい居酒屋のカウンターのほうが好きですよ。

コラム vol.8 ディジュリジュとソファー。どこで楽器演奏をするかで気分が変わる。