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ライフデザイナーだいごの四方山コラム
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コラム vol.46
姫路城に隣接する好古園という日本庭園。紅葉の季節もおすすめ。

姫路ツアー3弾企画として、勝手に姫路情報をゴリ押ししています。
理由としては、旅行サイトのポイントが期限切れそうだったので姫路に一泊二日で足を運んだためです。
しかし、いざ行ってみると姫路という街とそこにある様々なスポットに魅了されてしまったのでご紹介しようと思いました。

第二回目は「好古園」という姫路城に隣接している庭園です。

『姫路城の隣にある好古園』

姫路城の見学を終え、疲れたなーとトボトボ歩いていると「好古園」という庭園の案内板を発見しました。
姫路城見学とセットになっている観光スポットだという事ではじめはあまり期待をしていませんでしたが、「せっかく、ここまで来たし、もったいないお化けがでるしなー」という理論に基いて足を運んでみることにしました。

入場料はたしか300円くらいだった気がします。後で調べたら、姫路城と好古園の共通券なんていうものがあるそうでしたがリサーチ不足で別々に購入していました。
こういうところが多分いけないんだと思うんですが、面倒臭くなってしまうんですよね。

いざ入園すると「和風」という単語が相応しいおみやげ屋さんがありました。
そして、屋敷のような建物へと順路は続いていき、サクサクと歩いて行くと横に庭園が広がっており、滝、池、そして視力が回復してしまいそうなくらい緑色の木々の葉が目に飛び込んでいます。
外国人の観光客のカップルがいたり、学生の女の子の団体がいたり、高そうなカメラを抱えたおじさんなどみなさん思い思いにその空間を楽しんでいたようです。


『視覚と聴覚、五感に訴えかけるもの』

実は庭園が結構好きです。
何が好きかといえば目に飛び込んでくる様々な形状の石や木々はもちろんの事、庭園という人工物でありながらも使用されている色が鮮やかで目に優しいところもです。
まあ、外国のお菓子のようなドギつい色を使った庭園なんていうものがあったら、お年寄りは寄り付かなくなくなりますね。

 あとは、川や池の水の流れる音は悠久を感じさせますし、なまものなので木や水からも多くのなんともいえない匂いがします。
そして、日頃街中にいるとあまり意識しない肌で感じる空気というのか、そういう五感に訴えかけるものが、どこの庭園に行っても凝縮されているような気がします。
こういうのを作る人というのは、恐らくかなり深く色々考えているのではないでしょうか。

都会で暮らすと人工的な刺激には不自由しませんが、こういった自然な刺激との接点が極端に少ないので段々感覚が鈍っている事に気が付かされます。


『春もよし、夏もよし、秋もよし、冬もよし』

私が好古園を訪れたのは、9月頃でしたがまだ木々が青々としていました。
しかし、恐らく10月11月くらいになれば木々が紅葉をはじめるので、また一際鮮やかな様相を見せるのではないでしょうか。
こういうのを見ると「日本には四季があってよい」という意味が分かるような気がします。
それぞれの季節によって、同じものでも4通り楽しめるわけですからとてもお得だし飽きないですもんね。

余談ですが、好古園は時代劇の撮影舞台としてよく利用されているようで、最近では「実写版るろうに剣心」で殺陣シーンは好古園で撮られたと案内係のおじさんが説明してくれました。時代劇となると、撮影場所というのは限られてくるから大変そうですね。


居酒屋の庭園では物足りないという方は姫路に行く際は是非足を運ばれてはいかがでしょうか。