コラム vol.16
ロードバイクといったスポーツ自転車をおすすめする理由
都市部に住むと公共交通機関が発達しているため大変便利ですね。
しかし、電車やバスなどの車内に充満している香水、整髪料と体臭の入り混じった独特の臭いというものはあまり気持ちのいいものではありませんね。
「そんなあなたにご紹介したいのがここ数年街中で見かける自転車です」
ここ数年で街中を走る「ロードバイク」といったスポーツ自転車の数が劇的に増えました。
一体なにがそこまで人を惹きつけるのでしょうか?
まず、一般的に「ロードバイク」「クロスバイク」「マウンテンバイク」という三種類の自転車が現在の主流の型です。
・「ロードバイク」-めっちゃ速い。高い。タイヤが細い。
・「クロスバイク」-結構速い、ちょっと高い、タイヤがまあまあ細い
・「マウンテンバイク」-まあまあ速い、そこそこ高い、タイヤが太い
ざっと分類すると各種類の特徴はこのようになります。
かくいう私も数年前、コンビニで立ち読みした雑誌の「自転車」特集に感化され「クロスバイク」というものを買ってみました。
実際に乗った感想といえばとにかく車重が「軽い」んですね。
私の自転車はフレームがチタンでできているようで、ちょっとしたガードレールくらいならひょいっと持って乗り越えられます。
で、肝心なスピードはというとこれがまた速いんですね。
車重が軽いから初速がかなり早くて、かつトップスピードも時速20~30kmくらいだせるのではないでしょうか。
初期の頃は万能感をコントロールできず「ふはははは」という感じでママチャリを抜きまくっていましたが、今では意味が無いことに気がついたので、そういう事はしなくなりました。
自転車を通して人間的に成長もできたのです。
実際に5年近く、自転車に乗って様々な所を移動した結果感じた最大の魅力はやはり「自由」の一言につきます。
電車やバスといった交通機関を利用すると「時間」に縛られ、密閉された室内にいなければいけないのに対して、自転車に乗れば自由に好きなルートで好きなペースで移動できるのです。
私は「連日の残業」「不規則な食生活」「運動不足」といった環境におかれている社会人にこそ自転車をおすすめしたいと思います。
どこかで生活のマイナスサイクルをリセットするためには「きっかけ」が必要となりますが、自転車は運動の負荷もランニングに比べると少なく誰でも手軽に始める事ができるのです。
巷でこれだけ見かけるのも、そういったスカッとしたい人がつかの間の自由を求めて乗っているのではないかと勝手に思っています。
「ガソリン代がかからない」「初めやすい」「健康に良い」と三拍子そろった自転車に乗らない手はありませんよ!