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ライフデザイナーだいごの四方山コラム
四方山コラム
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コラム vol.15
「釣りガール」といった若くて釣りを始める人が増えているそうです。

「釣り」と聞くとどこか「じじくさい」「退屈そう」というイメージを持たれる方が大多数だと想います。
かくいう私も数年前までは特にこれといって魅力を感じるものではありませんでした。
でも実は結構若い人、特に20~30代の男女で釣りを趣味にしている人って結構いるんですよね。

 

そんな私が釣りという趣味に興味を持ったきっかけは、同じ事の繰り返しに退屈しきっていた20代後半に「開高健」という作家の本を読んだ際、とあるフレーズが目についた事がきっかけでした。

「一時間、幸せになりたかったら酒を飲みなさい」
「三日間、幸せになりたかったら結婚しなさい」
「八日間、幸せになりたかったら豚を殺して食べなさい」
「永遠に、幸せになりたかったら釣りを覚えなさい」

という中国の古くから伝わる「釣り」についてのことわざを紹介したもので、途中の「豚を殺して食べなさい」の優先順位の高さにツッコミをいれながらも、永遠に幸せになれるのなら・・と次第に「釣り」という趣味に興味を持ち始めました。

その後、知り合いの人から釣りのお誘いを受け、和歌山県最南端で念願の釣りデビューを果たします。

「美しい青く澄んだ透明度の高い海に、寄せては返す波の音」

日々の生活の疲れが一気に吹っ飛ぶ光景がそこには広がっており「じじ臭い」「退屈」といった釣り固有の先入観が覆った瞬間でした。
そして、気がついた事として特にそこまで釣りに詳しくなくとも、環境さえ良ければその場にいるだけで充分満足できるという事でした。

これが20代後半の日々の生活に退屈しきっていた私の釣りとの出会いです。

『釣りをメインにするのではなく・・』

以前「山ガール」という女子の間での登山ブームがありましたが、同様に釣りについても「釣りガール」「釣女」といった釣り好きな女子が増えているようです。

今では「山ガール」に代表される「おしゃれ」感覚で山登りを楽しむライトユーザーが、キャピキャピしながら登ってますが、昔は「毛深い山男」のような限られた豪の者だけに許された世界だと思われていました。

つまり、同様に言えるのは釣りを「専門的な知識がいる趣味」として重たく捉えるのではなく、「旅行」「ファッション」といったものの「ついで」にといった軽い気持ちで始める事が楽しく始める第一歩という事ではないでしょうか。

『始めるのは簡単!』

  道具にこだわらなかったら「3000円」くらいで入門セットが購入できてしまうなど、釣りはお金がかからない趣味としても大変始めやすいですね。
そして、一番始めるのに適しているのは、海の近い「民宿」などに宿泊した際に暇つぶしにお友達、ご家族とワイワイやったら旅行の思い出にもなるはずです。


という事で「じじ臭い」「退屈」と思っていた釣りも見方を変えたら魅力的な最強の「時間つぶし」になるのです。
「飲み会」「合コン」といったものに少し飽きてきた若い社会人の方には、日々の生活の清涼剤として是非取り入れていただきたいものです。

「永遠に幸せになれる」というのもあながち嘘ではないのでは??



編集者のつっこみ

編集者のつっこみ

岡山に住んだ友達の女子がすっかり釣りガールになっていたことを思い出しました。自然と触れ合う趣味はいいですね。

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