暮らしに、家に、溶け込むローソファを。
- ソファと暮らす前のこと -
N様のご自宅は駅から歩いて10分ほど。坂があり、山が見える、静かな住宅街にあります。
ここは奥さまが幼少期を過ごした思い入れのある場所。祖母の家を解体し空地になっていた土地に、この新しい家を建てました。
以前使用していたソファはスプリングが壊れてしまったため、お家を建てるタイミングでソファも新調することに。家づくりを依頼した建築士の関尾さん(あすなろ建築工房)のご自宅兼モデルハウスでつみきソファに出会い、「これだ!」と閃いたそう。
自然に近い色・風合いの生地を探していたため、たくさんある中からまずはアースカラーに絞って。木の幹のような深い茶の「カプリス:カカオ」にも惹かれつつ、やさしい雰囲気の「ホルム:ベージュ」に決定されました。
家族のなくてはならない場所。
- ソファと暮らしてからのこと -
そうして出来上がった新しい家と、新しいソファ。新しいもの同士ですが、じっくり家とソファのことを考えてのご購入だったため、置けばすっと違和感なくなじみました。
この家の中でのつみきソファの居場所はこじんまりとした3畳の和室。棟が出来上がったお祝いをする上棟式にて、奥さまの「やっぱり欲しい!」という一声から急遽作ることになったお部屋です。暮らしを営む空間と、くつろぎを得る空間。異なる空間として認識することで気持ちのON/OFFも切り替えやすくなったとのこと。この上では、自然と、ゆったり、落ち着いた時間が過ごせるそうです。
やさしい色のローソファが、和室の雰囲気と相まってよりやさしい印象に。
つみきソファの上で過ごすお気に入りの時間について、お話を伺いました。
旦那様は、一日の終わりにほっと一息つく、夜の時間。
奥さまは、娘さんを寝かしつけた後に座って、力が抜ける瞬間。
娘さんにとっては、お人形さんで遊んだりTVを見るときの特等席になっているとのこと。
何をして過ごすかは家族それぞれ。でも、ここがみんなにとって「なくてはならない場所」であることは同じ。
つみきソファがそんな存在になれていること、とても嬉しく思います。娘さんもつみきソファに座るときは背筋がピンとなるそうで、そんな風に、これからもソファが成長に寄り添えますように。
ここは季節が流れる家
- お家やインテリアのこだわり -
山と坂が多い地域なので、家に居ながら四季を感じられるようにと窓は大きく設計されています。夜は遠くに東京タワーやスカイツリーまで見えるというのだから、街の煌めきと自然の美しさが両方味わえるなんてとっても贅沢!
「木を使った通気性の高い空間」にこだわり、関尾さんのアイディアで天井にシーリングファンを設置。空気の循環が良くなることで、家中、冬は暖かく、夏は涼しく過ごせます。
ベランダは二つ作り、一つは洗濯物を干すため、もう一つは景観を楽しむためというこだわりよう。街の移り変わりや季節のかすかな変化も、このこだわりの窓から感じ取ることができそうです。
庭木伐採の際には大きなハチの巣が見つかり、そのハチの巣から天然のはちみつが2リットルほど採れました!
ちなみに、この庭は元は森のように草木が生い茂っていたそう。1年かけて木を抜き、草を刈り、今のような状態まで仕上げたそうです…!理想の庭はまだまだここから。次の1年かけて、お花畑やグリーンカーテンを作る予定です。
木の風合い、風の循環、土の匂いと遠くに見える街。まるで季節の通り道のように、自然に包まれた家。ここに迎え入れられたつみきソファは幸せ者です。ここで暮らすNさまご家族とローソファは、これからどんな風に変わっていくのでしょう。また1年後、おじゃまさせていただきます。
(取材:阿部 菜穂子 文:水嶋 美和 / 2018年5月)
今回登場のローソファ:つみきソファ
積み木のように組み合わせて、思い通りのローソファ。
本体は座面と背もたれだけでシンプル。そのままでももちろんOK、豊富なオプションクッションを組み合わせて自分たちらしいソファにすることも。
【写真】つみきソファ W1800/ 生地:Nランク:パステラ:デニム(以下、オプショングッズ)アームクッションS、アームクッションL、ハイバック背クッション、60クッション
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