もし日本が亜熱帯になったら|だいごの四方山コラム|ローソファ専門店 HAREM

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ライフデザイナーだいご の 四方山コラム

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コラム vol.78 

もし日本が亜熱帯になったら

 7月に入り全国各地で猛暑続きです。 去年までこの時期でも移動に自転車を利用していましたが、さすがに今年は命の危険を感じるので電車を使っています。
 年々気温が上昇しているという話は天気予報などで数年前からよく耳にしていましたが、 ここ最近それが実感できるレベルにまで顕在化してきているような気がします。

 もし将来的に日本が亜熱帯気候の国になったら経済や文化面でどのような変化が起こるのでしょうか。

 観光で南国へ行ったことがある方はご存知かと思いますが、南国へ行くと現地の人の時間との向き合い方が全く異なります。 例えばコンビニなどでレジ打ちをする人の処理速度は遅いですし、列を待つ人も特にそれを気にしません。 きっと暑いと色々とどうでもよくなるし、怒るとエネルギーを使うから怒らなくなるのでしょう。

 もし日本が亜熱帯になれば労働生産性が低下してしまうのではないかと懸念していた時期もありました。 しかし、暑さによるエネルギーのロスを避けるため無駄な儀礼的な風習を省略し、 かえって合理的な社会へとシフトしていくのではないかと期待もしています。 なによりもイライラしたり怒ったりする人が減ることが素晴らしいですね。

 さらに、日本固有の文化の根底にある「四季」が仮に消失したらどうなるでしょうか。 きっと、冷たく悲しい静かな音楽やアートは減るでしょう。 その代わりとして、サンバやクラブミュージック的なノリを重視したものが益々流行り、 色も「赤」や「黄色」といった明るい色のものが辺り一面に広がるようになるような気がします。

 そう考えると観光で訪れる分には南国の風土は素晴らしいのですが、 それがずっと続くとなるとやはり日本の四季になれた人間には少し辛いような気がします。 ステーキもたまに食べるからおいしいのであって、毎日食べると胃もたれするのと同じ理屈ですね。

 日本の気候風土が以前のようにありつづけて欲しいところですが、 今のような消費社会を続けていくとそれも難しいのでしょう。 もしかしたら、もう止められないところにまできているのかもしれません。

 突き詰めるとそれもまた自然の摂理であり、人類がそれを心のどこかで望んでいるのでしょう。 とりあえず、サンバを練習して将来に備えてみてはいかがでしょうか。



編集者ボビーのつっこみ

オーケー。今度会った時に一緒に練習しましょう。

>> コラム vol.79 高田純次とY字路